用語集
駅・電車の設備
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緩行 [かんこう]
各駅停車の電車のこと。「快速」との対比で使われることが多い。
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貫通 [かんつう]
車両の連結部分のこと。連結部、妻部とも言う。
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系・形 [けい]
車両の形式のこと。
形式によって多少広告設備等も異なる。電鉄によって系と形の表記があるが意味は同じ。JR 東日本E233系、小田急4000形、などがある。 -
先頭車 [せんとうしゃ]
運転台付の車両のこと。媒体によっては先頭車に掲出されないものもある。
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中間車 [ちゅうかんしゃ]
先頭車以外の車両のこと。
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戸袋 [とぶくろ]
電車のドアの収納部分。ドア横と呼ぶ場合もある。
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ホルダー
車内ポスターを掲出する際にポスターを固定する器具のこと。
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欄間 [らんま]
ドア上の、天井との間に設置されている広告掲出枠。最近では、動画が流れる画面が付いているものが多い。
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高欄 [こうらん]
ホームから階段へ降りていく際の、正面に位置する媒体。見附、(おでこ)ともいう。
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本屋口 [ほんやぐち]
駅長室に一番近い改札口。あるいは、利用者数の最も多い改札口。
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コンコース
駅構内のメイン通路。
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自由通路 [じゆうつうろ]
駅構内の改札外の通路。
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ラッチ
改札口のこと。改札内を「ラッチ内」、改札外を「ラッチ外」という。
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軌道内 [きどうない]
電車の線路内のこと。線路外は「軌道外」という。
出典:JAFRA「交通広告ビジネス概論2020」
媒体選定
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期 [き]
各スペースの最低掲出期間のこと。駅ばりポスターで 1期というと7日間。
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マージン
販売代理店に対し、媒体社が支払う手数料。コミッションともいう。
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グロス
マージンを含めた全体の広告料金。
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ネット
グロスからマージンを引いた額。広告会社が媒体社に支払う額のこと。
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シングル
車内の広告のサイズ。基本はB3のこと。
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ワイド
シングルを2枚横に並べたサイズ。
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SPメディア [えすぴーめでぃあ]
ポスター枠などの既存媒体のないところに、臨時的に掲出する広告媒体の総称。 通常セールスプロモーションの略だが、スポットメディアとして使う場合もある。
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駅ランク(等級) [えきらんく(とうきゅう)]
乗降人員に基づいて各駅につけられたランクのこと。それによって駅ポスター等の料金が決まる。
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官割 [かんわり]
官公庁割引の略。公庁が非営利目的で広告を掲載する際に適用される割引のこと。
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サーキュレーション
視聴率や発行部数など広告媒体の量的数値の総称。交通広告においては輸送人員や乗降人員のこと。
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注目率 [ちゅうもくりつ]
今乗っていた電車、今通過した通路で、広告を見た人の割合。
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到達率 [とうたつりつ]
広告の掲出期間中に、広告を見た人の割合。
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指定代理店 [していだいりてん]
各媒体社が、直接の取引を可能として指定する広告会社のこと。
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業務用 [ぎょうむよう]
鉄道会社が自社で制作または承認した広告を掲出するために、自ら使用すること。掲出設備や位置が予め決まっているため、「業務枠」という。
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工事支障 [こうじししょう]
工事のため、広告媒体の掲出ができないこと。
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入札 [にゅうさつ]
競争者である複数の請負者が見積価格を所定の用紙に書いて発注元に提出すること。一般に最低価格を示した者が落札する。
出典:JAFRA「交通広告ビジネス概論2020」
申し込み
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決定優先 [けっていゆうせん]
いち早く決定の意思表示(申込書の提出)をした広告主・代理店が優先される受付方法。
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事前申込 [じぜんもうしこみ]
申込期間が決められており、決定方法としては申込が重複した場合は下記の調整や抽選が行われる。
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随時申込 [ずいじもうしこみ]
事前申込分決定日の翌日以降に受付が始まり、決定優先にて申込が決定する。
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調整 [ちょうせい]
特定のスペースに複数の広告主の掲出申込が集中した場合、各社の要望に合わせて日程や掲出場所を調整すること。
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抽選 [ちゅうせん]
1つのスペースに申込が2つ以上あった場合、抽選によって優先順位を決めること。
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規制業種 [きせいぎょうしゅ]
公共性に反するといった理由のため、規制がかかってしまう業種。
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総量規制 [そうりょうきせい]
規制業種が掲出ができる広告枠の上限。
出典:JAFRA「交通広告ビジネス概論2020」
審査
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レギュレーション
ある広告掲出に関する規則・規制のこと。掲出基準とも言う。
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意匠 [いしょう]
広告物のデザイン・ビジュアルのこと。クリエイティブとも言う。
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意匠審査 [いしょうしんさ]
広告内容が公共性に反するものでないかどうか審査すること。
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連合広告 [れんごうこうこく]
複数のクライアントが一つの広告枠を使って個々に共通性・統一性のない広告を出すこと。
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タイアップ広告
複数のクライアントが共通性・統一性のあるテーマに沿って広告を出すこと。
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屋外申請 [おくがいしんせい]
都道府県・政令指定都市などには屋外広告物法に基づいた条例があり、屋外広告を掲出するためには必ず事前に許諾申請手続きを行う。
出典:JAFRA「交通広告ビジネス概論2020」
製作
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あいみつ
複数の会社から見積もりをもらい比較・検討すること。
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コルトン
内照式の看板等に使用するプラスティック製のフィルムのこと。
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見寸 [みえすん]
サインボードにおいて、実際に露出している広告デザイン寸。
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板寸 [いたすん]
サインボードにおいて、製作した広告物(フィルム、パネル等)の寸法。
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外寸 [がいすん]
サインボードにおいて、広告設備も含む全体の寸法。
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くわえ
中づりのホルダーや、駅ポスターのホルダーなどの広告設備により見えなくなる部分。
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インターサイズ
車内ポスターのサイズのこと。280mm × 515mm。B3よりも細長い。
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B全、B倍 [びーぜん、びーばい]
駅ポスターの規格サイズ。B全はB1(728mm×1030mm)サイズ、B倍はB0(1030mm×1456mm)サイズを指す。
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天地 [てんち]
上下のこと。「天地のサイズは~」や、「天地に気をつけて納品」などという使われ方をする。
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入稿 [にゅうこう]
作成した意匠データなどを印刷のために印刷会社に渡すこと。
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オーバーラップ
クリエイティブを分割して出力し貼り合わせるときに出力紙同士を重ねて貼ること。
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校正 [こうせい]
印刷会社からあがってきた試し刷りをチェックすること。文字校、色校がある。また、修正指示を書き込むことを赤入れという。
出典:JAFRA「交通広告ビジネス概論2020」
掲出
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納品 [のうひん]
掲出作業をする会社にポスターを届けること。
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意匠変更 [いしょうへんこう]
掲出期間中にポスターを貼り替えること。
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継続 [けいぞく]
同じ意匠のポスターを、二期以上継続して掲出すること。
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裏打ち [うらうち]
まど上などで、ポスター補強のため、ポスターの裏に厚紙を貼ること。
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ドライマウント加工
専用のボードを使用し、ポスターをパネル化すること。
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組貼り [くみばり]
異なるデザインの駅ポスターを、並べて掲出すること。
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連貼り [れんばり]
同じデザインの駅ポスターを、並べて掲出すること。
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ガンタッカー
大型のホチキスのような物。ポスターを壁面に打ち付けて固定するのに使う。
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ピールオフ広告
ポスターに簡単に剥がせるようグッズを貼付して、自由に持っていってもらう広告手法・掲出方法。
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モニター
実際にポスターが掲出されているかどうか確認すること。主に写真で撮影し記録する。
出典:JAFRA「交通広告ビジネス概論2020」
マーケティング用語
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4つのP(4P)
マーケティングの基礎となる4つの要素。Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販売促進)のこと。
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TPC [ティーピーシー]
4つの P の具体的施策を立てる際に必要なもの。Target、Positioning、Conceptの3つの総称。
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アカウント・エグゼクティブ(AE)
クライアントの予算を管理する重要な役割であるという意味で、営業職をこのように呼ぶことがある。
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アカウント・プランナー(AP)
プランニングも行う営業職のこと。アカウント・エグゼクティブの発展形とされる。
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CPM [シーピーエム]
広告到達者数延べ 1000人当りの広告費用。Cost Per Milleの略。
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ヘビーユーザー
当該商品・施設・サービス等をよく使用する消費者のこと。反対語はライトユーザー。
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コミュニケーション戦略
どのような情報内容を、どのような方法で生活者に届けるのかを戦略的に組み立てること。
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メディアミックス
1 つのメディアだけでなく、様々なメディアに広告出稿をし、到達率を高めること。
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クロスメディア
メディアミックスの発展形として、インターネットを軸に各メディアをリンクさせることで、メッセージをより深くターゲット に訴求すること。
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スウォット分析(SWOT分析)
市場における自社の位置づけを総合的に判断する方法。Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、 Threat(脅威)の 4つの面から分析する。
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デモグラフィック特性分析
消費者を、年齢、年収、家族構成、職業等、人口学的な側面から分類し分析する方法。
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サイコグラフィック特性分析
消費者を、新製品に飛びつきやすい性格なのか、保守的なのかなど、心理学的な側面からの分類し分析する方法。
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AIDMA理論 [あいどまりろん]
消費者が、行動に至るまでにどういった手順を踏むかの理論。Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)。
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ブランディング
長期的なブランド構築を図ること。短期的な売上向上を目的とするプロモーションの対比として使われることが多い。
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パブリシティ
政府や団体・企業などが、その事業や製品に関する情報を報道機関に提供し、マスメディアで報道されるように働きかける広報活動。
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POP広告 [ピー・オー・ピーこうこく]
購買時点広告といわれ、店頭に掲出される広告のこと。ディスプレイ、チラシ等、多岐にわたる。Point Of Purchaseの略。
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F1層・M1層 [えふわんそう・えむわんそう]
消費者層の年齢別・性別区分。※ F1 層:20 ~ 34 才の女性、 M1 層:20 ~ 34 才の男性。
ちなみに F2層:35~49才の女性、M2層:35~49才の男性、F3層:50才以上の女性 M3層:50才以上の男性
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リーチ
投下した広告が、ターゲットの何%に接触したかを表す数値。
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フリークエンシー
投下した広告に一度以上接触した人の、平均接触回数。
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ビッグデータ
単に膨大なだけでなく、多様性のある、リアルタイムデータである巨大なデータの集まり。
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GRP [ジー・アール・ピー]
視聴率を合計したもの。例えば、視聴率30%の番組に10回CMを流したら、300GRPとなる。Gross Rating Pointの略。
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O2O [オーツーオー]
「Online to Offline」オンライン上のコンテンツやクーポンからオフライン(実店舗)へ誘導すること。デジタルサイネー ジにQRコード等を表示して、スマートフォンにクーポン等を表示し、店舗誘導を行うケースでは O2O2O(OOH to Online to Offline)と呼ばれることも。
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KPI、KGI [けーぴーあい、けーじーあい]
KPIはKey Performance Indicator(重要業績評価指標)の略称で、目標を達成するための「プロセス」についての計 測指標。 KGIはKey Goal Indicator(重要目標達成指標)の略称で、「目標達成」そのものについての計測指標。
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インフルエンサー
SNSなどを通じて他の消費者の行動に大きな影響力を持つキーパーソンのこと。
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メジャメント
広告における媒体価値の見える化、つまりは各種センサーなど様々なツールやデジタルソリューション等を用い、 広告効果を測定すること。
出典:JAFRA「交通広告ビジネス概論2020」
インターネット用語
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SEM [エス・イー・エム]
検索エンジンから自社Webサイトへの訪問者を増やすマーケティング手法。
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SEO [エス・イー・オー]
検索結果の、より上位に自社サイトが掲載されるようコンテンツを最適化すること。
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リスティング広告
ネット検索の際、検索結果画面に表示される広告。検索ワードに連動して広告が表示されるため、生活者の目的と連動しやすい。
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バナー広告
ページの一部分に表示される、リンクが貼られた広告画像。
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インプレッション(imp)
インターネット広告上で、広告が表示されること。あるいはその回数。
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レスポンス
広告がクリックされたり、資料請求等が行われたりといった反応のこと。
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クリックレート
広告表示回数における、実際にクリックされる割合。
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IoT [アイオーティー]
「Internet of Things」の略。PC やスマートフォンだけでなく、色々なものがインターネットとつながって、そのことにより様々なサービスを提供できるようになること(もの)。腕時計、メガネ、鍵、空調機などを代表に、様々な商品が生まれてきている。
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ビューアビリティ
ユーザーが訪問した Web サイトに配信された広告のうち、実際に閲覧された広告表示の割合のこと。 ビューアビリティ(%)=ビューアブルインプレッション / 総インプレッション
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デジタルサイネージ
屋外・店頭・公共空間・交通機関など、あらゆる場所で、ネットワークに接続したディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するシステム。交通広告では、駅や電車に設置された映像表示装置(ネットワークされたシステムを含む)。ビジョン、モニター、ディスプレイ、チャンネル、プロジェクター、電子看板などとも呼ばれる。
出典:JAFRA「交通広告ビジネス概論2020」
デジタルサイネージ関連用語
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デジタルサイネージ
屋外・店頭・公共空間・交通機関など、あらゆる場所で、ネットワークに接続したディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するシステム。交通広告では、駅や電車に設置された映像表示装置(ネットワークされたシステムを含む)。ビジョン、モニター、ディスプレイ、チャンネル、プロジェクター、電子看板などとも呼ばれる。
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HD [エイチディー]
「High Definition」の略。高精細・高画質映像のこと。いわゆるハイビジョン。(NHK が商標登録)※フルハイビジョンはFHD = 2Kとも言う。その上が4K・8K。画面を構成する画素数が概ね1366 × 768ピクセル前後。
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SD [エスディー]
「Standard Definition」の略。標準画質映像のこと。DVD などの画質640 × 480ピクセル前後あるいは720 × 480ピクセル前後のもの。
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ピクセル=画素数=画面解像度
色情報(色調や階調)を持つ最小単位、最小要素である画素の数。1920×1080=FHD=2K、1366×768=HD、1024×480、640×480=SDなどと表記する。数が多いほど高画質。
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画面アスペクト比
サイネージ画面の長辺:短辺比のこと。画面の縦・横の比率である画角と言うこともある。HDで16:9、SDで4:3が一般的。
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HDCAMテープ [エイチディーカムテープ]
HD向けの記録素材。入稿メディアのことを指す。より高画質で記録できるようにしたのが「HDCAM-SR」。
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BETACAMテープ [ベータカム]
SD向けの記録素材。入稿メディアのことを指す。より高画質で記録できるようにしたのが「BETACAM-SP」、デジタル記録方式にしたのが「Digital BETACAM」。
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ビデオコーディック
動画・静止画等のデータを圧縮(エンコード)・伸張(復元・デコード)するプログラム形式のこと。これが合わないと再生できない点に注意。WMV9(Windows Media Video 9)、H264、MPEG(エムペグ)など。種類は豊富。
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動画ファイル形式、 画像ファイル形式
サイネージの入稿データ形式。動画では WMV9(ダブリューエムブイナイン= Windows Media Video9 )、MPG2 PS(エムペグツーピーエス・PS = プログラムストリーム)、MPG2TS(エムペグツーティーエス・TS =トランスポートストリーム)デジタル放送やブルーレイで使われている形式、静止画では JPEG(ジェイペグ)が一般的。
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インチ
サイネージのサイズ表記。対角線の長さをインチで表す。1インチ= 2.54cm。車両サイネージは15、17インチ、駅サイネージは 65、70インチが多い。
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ビットレート
動画データ等を圧縮するときの 1 秒あたりデータ量。一般に、ビットレートを大きくすると画質・音質は向上する。 9.8Mbps – DVD-Video に記録できる最高画質。15Mbps – 地上デジタル放送のハイビジョン放送の品質。
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フレームレート29.97fps
1秒間に何枚の静止画を用いて、動画を作成しているかを表す数値。この数値が高いほど画面表示は滑らかになる。 例)29.97fps = 1秒に 29.97 枚の静止画を使用(fps = frames per second)
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ロール
サイネージで繰り返し表示する単位。1ロール6分・6分ロールなどと表記。ロールする時間が短いほど露出回数は増える。
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4K [ヨンケー]
フルハイビジョン(FHD)の4倍の表示画素を持つ表示サイズ。標準の16:9のアスペクト比によるピクセルはFHDの縦横2倍で3840×2160。Kはキロを示す。3840が4000に非常に近いので、切り上げそう呼ぶ。より高画質。その上が、8K(ハチケー)。
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プロジェクションマッピング
対象にプロジェクション(=投影)する映像をマッピング(貼り合わせる)映写方法技術または映像作品。平面に単純投 映するのではなく、建築や家具などの立体物、または凹凸のある面に非常に明るい強力なプロジェクター等で投映する。 対象と映像がぴたりと重なり合うことで対象物が動いたり、変形したり感じさせることも可能。
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ブラックアウト
ディスプレイの表示が消え、真っ暗になること。故障の一つ。
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フィラー
空き枠に時間調整用に表示する環境映像や静止画等。
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STB [エスティービー]
サイネージ制御用 PCのこと。セットトップボックス。
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トランジション(効果)
transition =(画面の)移り変わり、変わり目。画面切り替え時の映像効果を指す。フェードイン、フェードアウト、オー バーラップ、ページピールなど、さまざまな効果がある。
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AR [エーアール]
「Augmented Reality」の略。拡張現実・拡張現実感と訳す。人間から見た現実世界を拡張するものを指す。コンピュー タ技術を用いて、カメラに映った映像(人物等)にCGで作成したコンテンツを重ね合わせ、デジタルサイネージやスマー トフォンで見せるといったものが多い。
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VR [ブイアール]
「Virtual Reality」の略。仮想現実および仮想現実を作り出す技術。視覚およびその他の感覚器官に働きかけ、実際に存在しない仮想環境を現実のようにさせる技術である。ゴーグル型のVRヘッドセットが主流になってきている。
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キネクト
「Kinect」マイクロソフト社がゲーム用に商品化したジェスチャー・音声認識によって操作ができるモーションキャプチャーデバイス。PC 向け「Kinect for Winsows」が出て普及した。カメラ、奥行きを測るセンサー、マイクなどを搭載している。 ジェスチャーコントロール、AR、バーチャルフィッティング(仮想試着)などでも使われる。同様の他社製品もある。
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ビーコン
元は無線などの電波通信技術。現在は、BLE、音声、可視光などを使ったプッシュ型通信装置(方式)をビーコンと呼ぶ。
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wi-fi [ワイファイ]
ネットワーク接続に対応した電子機器を無線(ワイヤレス)で LAN(Local Area Network)に接続する技術。
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GPS [ジーピーエス]
地球上の位置を人工衛星からの電波をもとに測位するシステムでGlobal Positioning Systemの略。全地球測位システ ムともいう。
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Bluetooth [ブルートゥース]
数メートルといった近距離でデジタル機器同士で無線通信する技術。
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TADDS [タッズ]
デジタルサイネージ標準仕様データから、各媒体社のデータ仕様に自動的に変換するプラットフォーム。
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DOOH [ディーオーオーエイチ]
Digital Out of Homeの略。自宅以外の場所で接触するOOHのうちデジタルサイネージのこと、あるいはそのデジタル サイネージを活用した広告のこと。デジタル屋外広告。
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ダイナミックDOOH [ダイナミックディーオーオーエイチ]
デジタルサイネージの持つ即時性をより発展させたもので、センサーやカメラ、IoTの技術を活用して外部の状況や情報 を取り込み、即座に広告の内容に反映させられること。
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マルチビジョン
複数の画面で一つの大きな画面を構成するデジタルサイネージのこと。
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5G [ファイブジー]
LTE-Advanced(4G)の次の世代となる第5世代移動通信システムのこと。高速・大容量に加え、多接続、低遅延(リ アルタイム)が実現されることで、人が持つデバイスから IoTまで、幅広いニーズへの対応が期待されるもの。
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ティーザー広告
商品や商品名を隠したり、小出しにすることで注意を引くことを狙った広告。発売前の商品の予告広告に使われることが多い。
出典:JAFRA「交通広告ビジネス概論2020」
その他の用語
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アカウンタビリティ
説明責任。組織または個人が自己の言動や方針・経過などについて説明すること。
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EDI [イー・ディー・アイ]
通信回線により、取引データをオンライン処理するシステム。広告業界においては、デザインをデータ化し、オンライン上で校正を進めていく作業などに使われる。
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ハウスエージェンシー
広告主やメディア会社が自ら設立した広告会社のこと。その広告主専属の広告会社や、メディアの販売会社として機能することが多い。
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公益社団法人ACジャパン(AC)
広告メディアを通した公共メッセージにより、国民の公共意識の高揚を図るとともによりよい市民社会形成への寄与を目的とする公益社団法人。
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公益社団法人日本広告審査機構(JARO)
広告の嘘、誇大表現、わかりにくさなどの苦情を受け付け、審査する公益社団法人。
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公益社団法人日本アドバタイザーズ協会(JAA)
広告主の広告活動の質的向上と合理化を図り、日本経済の健全な発達を目的とする公益社団法人。
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公益社団法人全日本広告連盟(全広連)
地域所在の広告協会を会員とし、広告主、媒体社、広告会社、広告専門会社で構成する公益社団法人。
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一般社団法人日本広告業協会(JAAA)
広告業の健全な発達と広告活動の改善向上を図り、日本経済の発展と国民生活の向上を図るために設立された一般社団 法人。
出典:JAFRA「交通広告ビジネス概論2020」