知る・学ぶ/コラムSO-KEN、大阪メトロアドエラ│異なる3つのビジュアル表現をなんば駅北改札付近に掲出
駅広告
2024.08.05
㈱SO-KEN(本社大阪、浅尾孝司社長)は既存の電照看板に印刷物を貼るだけで左右・正面それぞれ異なる3つのビジュアルを表現することができるプリント技術「電照3面ベローズ」をリリース。㈱大阪メトロ アドエラ(本社大阪、大矢雅士社長)と7月1日から、同技術を使用したOOHをOsaka Metro なんば駅北改札付近2カ所で掲出している。
これは、Osaka Metro なんば駅と南海なんば駅をつなぐ地下連絡通路一体に掲出している「Osaka JOINER」のプロモーションのジャック広告にアテンション効果を追加する施策。
「電照3面ベローズ」は、既存照明をそのまま活用するため電気工事は不要となり、通常印刷物と同じ取り扱いができるので設置における特別な施工は必要ない。従来の設置方法と変わらず、印刷媒体を貼りかえるだけでインタラクティブなOOH掲出が可能となるのが特長だ。
電照3面ベローズは、オーディエンスが移動しながらOOHを見ることでビジュアルが一瞬で大きく変化する不思議さや違和感で興味付けを誘発。情報を見るだけのOOHではなく体験しながら情報を得られるエンタメOOHとして訪日旅行者に楽しんでもらうことや視認性・視覚効果の高い施策を実施することで、訪日旅行者へサービスの認知獲得を図ることを目的としている。
今回は正面では見えていた二次元コードが横から見た時は消えて、「Osaka JOINER」のサービス内容を案内するタグラインが出現する。軽い驚きを体験してもらいつつ、インバウンドオーディエンスに情報が到達するような仕掛けとなっている。
SO-KENと大阪メトロ アドエラによるインタラクティブなOOHの実証実験は今回で3回目。多くの反響が寄せられているという。
写真は左側、正面、右側から見たデザインの変化
※本記事は『総合報道』2024年7月5日号に掲載されたものです