知る・学ぶ/コラムコナミデジタルエンタテインメント│「サイレントヒル2」、「毎日錆びていく」屋外広告

2024.11.15

コナミデジタルエンタテインメント(本社東京、早川英樹社長)は9月18日から30日まで、「毎日錆びていく」屋外広告を渋谷の「MAGNET by SHIBUYA109エントランスイベントスペース」に掲出した。

これは10月8日に発売したゲーム『SILENT HILL 2』の認知拡散のための施策。同タイトルは2001年に同社が発売したサイコロジカルホラー。今回のリメーク作の発売にあたり、屋外広告を実施した。

 屋外広告は素材に鉄板を使用。特殊な加工を施すことで、シリーズで重要なモチーフとなっている黄赤の錆を再現。実際に鉄板が錆びていくという取り組みだった。
 24日まで毎日夜間に、特殊加工を実施。広告の上部から徐々に黄赤な腐食が広がり、翌朝には全く様相の変わったデザインに。さらに、広告の上に特殊なエイジング塗装を施すことで、最終的には主人公ジェイムスの視線の先にクリーチャー「ピラミッドヘッド」が出現するという仕掛けを施した。

 『SILENT HILL 2』は、ジェイムスが亡き妻メアリーとの思い出の地である荒廃した街「サイレントヒル」を探索し、クリーチャーや様々な登場人物達との遭遇を通して自身の過去の記憶に対峙していく作品。屋外広告では恐ろしい錆が広がり、まるで裏世界にむしばまれていくように毎日変化する様子を表現した。

 SNSでは公式アカウントで「#サイレントヒル錆広告」というタグで投稿。見に行った人たちからは「本物の錆だから質感がすごくて存在感増し増しでとってもかっこ良かった」「三角様すごい綺麗に出てた…どういう仕組みなんだ?」「本当に錆びていってた! これは凄い」などといった変化を楽しむ投稿が見られた。

▽期間/9月18日〜30日※錆が変化する期間は24日まで
▽サイズ/横3.6×高さ2.4m

渋谷に掲出した#サイレントヒル錆広告

 

※本記事は『総合報道』2024年10月25日号に掲載されたものです

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