知る・学ぶ/コラムAbemaドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』桐谷健太さん演じる木原の巨大な目が「見てるで」と通行人に鋭い視線のOOHを掲出

駅広告

2025.01.10

㈱AbemaTV(本社東京、藤田晋社長)は11月2日〜24日まで、7日から放送開始したオリジナルドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち- ※』の屋外・交通広告を様々な場所に掲出した。

中でも、新宿駅東口アルタ前駐車場の通気口の「ルミネエスト新宿 ラウンドボード」や新宿『トー横』壁面の「ヒューマックス パビリオン 新宿アネックス」などに掲出された広告は、桐谷健太さん演じる主人公・木原慶次郎が通行人を鋭い目つきで見つめながら、「見てるで。」とさも全ての情報を知っているかのように語りかけるもの。目は木原のキービジュアル撮影時のカットを使用した。

広告展開の目的は〝インフォーマ〟と呼ばれる裏社会の情報屋が現実世界に実在するかのように見せること。作品の持つテーマ「情報の重要性」と、「インフォーマが実在しているように見せる」というコンセプトをもとに、〝いま自分がそこの場所にいるということも立派な情報である〟と捉え、目にフォーカスした。
さらに木原の目の中をよく見ると、二次元コードが隠れているという仕掛けも施した。これは、「隠された情報は気になる」というインサイトから着想したという。

ABEMA Creative Center コミュニケーションデザイン室 廣川拓郎氏は「特に新宿『トー横』壁面、新宿駅東口アルタ前駐車場の通気口はユニークな場所だと感じた。情報屋に『見てるで。』と語りかけられてドキッとしてしまうような人がいそうな場所として、歌舞伎町を選定した」と語る。
また、渋谷スクランブル交差点5面シンクロビジョン(渋谷駅前ビジョン、Rakutenビジョン、Q’sEYE、スターツビジョンSHIBUYA、109 フォーラムビジョン)では、木原が渋谷の歩行者に向けて「渋谷ジャックさせてもらうで。」と言う同所だけでしか聞けない特別映像を放映。当日は現地に居合わせた多くの歩行者たちも足を止め、映像に見入っている様子が見受けられた。

ほかにもキャストを描いたクリエイティブや、アドトラックなども展開。6日には出演者たちがトゥクトゥクに乗って渋谷を移動してPRした。
広告掲出後、出演者のファンを中心に、多くの人がSNSにアップ。出演者自身が撮りに行ったケースもあり、Xで1万いいねを集めるポストもあった。
企画、デザインは㈱AbemaTV、OOH開発は㈱メディアコンシェルジュが担当した。

※2023年に放送されたドラマ『インフォーマ』の新シリーズ。あらゆる情報に精通し、社会を裏で操る謎の情報屋、通称〝インフォーマ〟・木原慶次郎と、ペンで権力に立ち向かうという信念を持つゴシップ週刊誌「週刊タイムズ」の記者・三島寛治の〝異色のコンビ〟を軸に繰り広げられる、本格クライムサスペンスドラマ。

 

※本記事は『総合報道』2024年11月25日号に掲載されたものです

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