事例コラム 山手線を桜の夢でジャック!PR TIMESの電車広告事例「Dream トレイン」とは?

電車広告

2025.05.08

プレスリリース配信サービスなどを運営する㈱PR TIMESは、個人・企業・団体・自治体から集まった5274件の夢をJR山手線の車内に掲出する「Dream トレイン」の走行を4月1日~15日に実施した。

 PR TIMESは 2020年に「April Dream」―4月1日に夢を発信する新たな文化を提唱。今年は企画発足から6年目となる。昨年は山手線を“夢の桜”でいっぱいにするDream トレインを初めて実施。「また来年も山手線に夢を載せたい」という声に応え、2度目の実施を決断した。

 今年のApril Dream企画では、全国の個人、および企業や団体に向けて「山手線にあなたの夢を掲出しませんか?」と参加を呼びかけ、合計で約5300件の夢の応募があった。集まった夢は、春を象徴する桜のデザインに載せて山手線の車内の広告枠へ掲出した。

さらに今年は、April Dreamを知った小学校から約300人の全校生徒の夢が寄せられた。そこで11両目を“子どもたちの夢の車両”とし、ポスターデザインの夢すべてを小学生たちの夢の桜で満開にした。また、11両目だけでなく各車両には全国の子どもたちの夢の桜を咲かせた。
 外装では側面のラッピングに加え、後部の行先表示で桜が舞う映像を放映した。

 3月31日にはメディア向け取材会を実施。実際に夢を掲出した小学生たちが登場した。
 小学4年生のゆきちゃんの夢は「チアで、上のクラスに入りたいです。」。「普段一緒に住んでいないおばあちゃんやいとこに『私はこんな夢を持っている』と伝えたい」と話した。
 「僕は山手線の運転手になりたいです。」という夢を持っているのは小学1年生のよしきくん。山手線は黄緑の爽やか風なところが好きだという。

 April Dreamには、約200の企業や団体が賛同。リゾートホテルや市役所など、夢の発信や夢に出会える場「Dream スポット」が全国に250カ所以上(3月28日時点)誕生した。加えて、日本中どこからでも夢を発信したり、見たりしてApril Dreamに参加できるDream スポットを探せる「Dream マップ」や、SNSで発信したりデータベースに夢を残せたりする「Dream ジェネレーター」も公式サイトで公開した(15日まで)。

 

※本記事は『総合報道』2025年4月15日号に掲載されたものです

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