事例コラム 話題の交通広告|「鬼滅の刃」キャラが受験の悩みを斬る!早稲田アカデミーのコラボ施策とは

駅広告

2025.08.25

㈱早稲田アカデミーは5月~6月にかけ、アニメ「鬼滅の刃」とコラボレーションした交通広告を首都圏に展開した。

 交通広告は「難題」「弱点」「重圧」「緊張」など、受験までの道のりで生徒が直面する悩みや不安を、鬼殺隊の隊士が断ち斬る姿が描かれる全15パターンのデザインを掲出した。
 また池袋駅のアドピラー10本(縦2.44×横2.59m)には、鬼殺隊の中で最も位の高い9人の剣士「柱」が登場。「柱の柱」広告として展開した。

 広告掲出の目的は、早稲田アカデミーの夏期講習会の告知と入塾促進。アニメ「鬼滅の刃」とコラボし、主役の竈門炭治郎などのキャラクターが勉強を頑張る生徒の悩みや不安を断ち斬る企画を通して「本気でやる子を育てる」早稲田アカデミーの魅力を、インパクトと共感を持って伝えることを狙った。「鍛錬を重ねて成長する炭治郎たちが、目標に向かって努力する受験生の姿と重なる」という気付きからアイデアが生まれた。

 デザインのメッセージは「強き者になる。」――。志望校合格に向けて努力を重ねている子どもたちへエールを送ることを目的に制作した。受験までの日々で子どもたちが直面する「難題」「弱点」「重圧」「緊張」といった壁を、作中で描かれるキャラクターの背景に重ね、キャラクター達が得意の太刀筋で力強く断ち斬る様子をデザインした。例えば鍛錬を重ねて成長する炭治郎は「難題」、鬼になったが弱点を克服する竈門禰豆子は「弱点」を断ち斬っている。

 「鬼滅ファンにも共感してもらえるよう、各キャラクターに合わせた熟語や、独特の斬り口にこだわった。結果、SNS上でもポジティブなコメントが多数寄せられた」。(担当者)
 同広告を発信した公式SNSアカウントでは、32万インプレッションを達成した。

概要は下記の通り。
【掲出期間】
▽鬼殺隊 断ち斬り広告(15パターン) (首都圏の交通広告)/5月12日~6月30日
▽柱集合広告/5月12日~18日
【掲出場所】
▽池袋アゼリアロードアドピラー、西武鉄道池袋駅スマイル・ステーションビジョン、池袋フラッグ、京王 渋谷ポール&フラッグ、JR東日本 新宿駅地下通路 など

 

※本記事は『総合報道』2025年6月25日号に掲載されたものです

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