事例コラム 「交通広告グランプリ2025」の各賞が決定。グランプリは創味食品の「焼肉の部位ジャック広告」
電車広告駅広告
2025.09.22
㈱ジェイアール東日本企画(jeki、本社東京、石川明彦社長)は、「交通広告グランプリ2025」の受賞作品を発表。贈賞式を7月31日に東京・池袋のホテルメトロポリタン池袋で実施した。協賛はJR東日本、JR東日本メディア㈱、後援は(公社)日本鉄道広告協会。

今年で37回目を迎える同グランプリは、2024年4月1日から25年3月31日までにjekiが販売・管理を行っている駅および車両(JR東日本、つくばエクスプレス、ゆりかもめ、りんかい線、JR貨物、しなの鉄道および東京モノレール)のメディア並びに「街ナカサイネージ」に掲出・放映された広告作品。

カテゴリーは駅メディア、駅ポスター、車両メディア、デジタルメディア、空間プロデュース、メディアプロモーションの全6部門。今年度の審査作品数は1654点で、審査員による厳正な審査の結果、最高賞であるグランプリには、空間プロデュース部門から、㈱創味食品の「焼肉の部位ジャック広告」が受賞した。
このほか、各部門の最優秀部門賞(計6点)、JR東日本賞(1点)【以上別表】、優秀作品賞5点の計38点が決定した。
審査員を務めた上西祐理氏(アートディレクター・グラフィックデザイナー)のグランプリ作品についての審査講評は左記の通り。
「真っ白い紙を生かしているのも良いし、力強い文字が想像力をかき立てる。きっと電車に乗った人の多くが、焼肉の香りを思い浮かべ、数日以内にきっと焼肉を食べたのではないか。インスタレーション性が高い仕事だ。近年、新たな駅メディアも増え、よりブランド世界観の作り込みや体験性の高さに、広告の可能性を感じ、これらを生かした企画が多く生まれているのも面白い」。






※本記事は『総合報道』2025年8月25日号に掲載されたものです