事例コラム BMSG、OOHで5周年記念企画を展開――渋谷全域をアートギャラリーに
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2025.12.01
㈱BMSG(本社東京、SKY-HI社長)は、9月18日に迎えた設立5周年を記念し、渋谷全域を舞台にした特別企画「BMSG STREET GALLERY」を9月17日から23日まで開催した(一部展示は23日以降も実施)。 「BMSG STREET GALLERY」は、コンセプト『GRAND CHAMP』に基づき、渋谷のストリート全域をひとつの巨大なアートギャラリーに見立てて、これまで歩んできた5年間の全てを屋内外を使った様々な場所でショーケースしていく都市ジャック型の展示・インスタレーション企画。なお同社の周年記念企画は今年で4度目となる。
同企画では、次の5つのエリアを展開した。
「zone B:BEYOND 5 YEARS」では、SHIBUYA TSUTAYA1階で、BMSG5年間の軌跡と、この先の未来へ広がる可能性を体感できる特別展示を開催。3面のビジョンでBMSGアーティストのミュージックビデオ(MV)などをインスタレーションのように放映。さらにMVの撮影やライブのパフォーマンスで実際に使われたアイテムの特別展示や、オーディションプロジェクト「THE LAST PIECE」のコーナーも用意した。
またB1階では、アートギャラリーのギャラリーショップのようなグッズ販売、7階ではコラボカフェも実施した。

「zone M:MEMORIAL STREET」では、渋谷センター街に掲げられたフラッグ群に、BMSGが成し遂げてきた数々のメモリアルな瞬間を、時系列で一つひとつ丁寧に刻んだ。BMSGのスタートとなる「#SKY-HI実家ワンマン」から始まり、2022年の設立2周年を記念した「新章突入」のOOHなどをはじめ、各アーティストのデビューの瞬間や、ライブ公演、楽曲リリースなど、この道を歩くだけで5年間の軌跡を追体験できる展示とした。

「zone S:SHOWCASE OF TALENTS」は、BMSGに集まった才能たちを、特殊な印刷技術を使ってインタラクティブに展示したもの。渋谷区神南エリアのストリート中に点在する黒塗りのポスターには、「光を当てれば、才能は何度だって輝く。」のコピー。この言葉をヒントに、スマートフォンなどのカメラでフラッシュをたいて特定の場所を撮影するとBMSGアーティストの写真が浮かび上がった。
「zone G:GRAND CHAMP MURAL」では、コンサート「BMSG FES’25」の顔ともなっているビジュアルが、MEDIA DEPARTMENT TOKYOに、高さ約6.4m、幅約14mのStreet Mural Art(=建物の壁や天井など、大規模な空間に描かれる絵画)のように登場。メンバーの背景にある「BMSG5周年絵巻」には、この5年間のBMSGの歴史の中にある出来事から、象徴的な「29個」の出来事をピックアップして描いた。
「BLACK RECORDS」は、レコードのパッケージでもあるカバーアートの情報を一切排除し、ビジュアル情報のない、音楽そのものとの出会いを体験できるレコードショップ。1週間限定で、渋谷スクランブル交差点に面する三千里跡地にオープンした。


「BLACK RECORDS」は当初、仕掛け人が誰か明示していなかったが、設立記念日の9月18日に、オープンさせたのはBMSGであるとベールを剝がした。店舗全体をアイコニックに黒色のみで統一し、ビジュアル情報を最小限に抑えることで、音楽との出会いに深く没入できる空間を演出。1階に書かれた床の文字をよく探すと、「BMSG」の並びがあるなどの遊び心も施した。
2フロア構成で、BMSGアーティストによる、BMSG FESテーマソングを含めた楽曲をランダムで体験できける仕組みを用意。同レコードショップでしか聴けない未発表曲もレコード化した。来場者は1階では、展示された黒いレコードの中から好きな1枚を選び、そのレコードにちなんだ限定ノベルティーをその場でプレゼントされる。ノベルティーに記載された二次元バーコードにアクセスすると「あなたが選んだ一曲」を視聴できる。B1階では、選んだレコードを完全個室のブースで視聴可能で、ビジュアル情報のない黒い空間の中で、選んだ一曲を楽しめた。
特設サイトではSKY-HI氏が「渋谷の街全域を舞台にする企画を今日まで楽しみにしていた。その名の通りストリートが展示会場となっている場所が多いので、周りの方々に配慮しながら、交通ルールを守って安全に楽しんでください」と呼びかけつつ、見どころを音声ツアーで案内。また同サイトにはフラッグやポスターの場所を示したマップも掲載され、多くのファンが巡って撮影していた。
※本記事は『総合報道』2025年9月25日号に掲載されたものです



