事例コラム 両国駅ホームに“魔人力士”降臨|PS5が仕掛けた体験型OOH広告の全貌

駅広告

2026.01.26

JR両国駅の3番線ホームに巨大な「魔人力士」が11月8〜14日に登場─駅利用者やインターネットなどを中心に話題を集めた。

 「魔人力士」は、㈱ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE、本部東京、西野秀明社長CEO)の「PlayStation5(以下PS5)」のグローバルキャンペーン「It Happens on PS5」の一環。両国駅3番線ホームに縦2・5×横18㍍の大型ビジョン(LEDピッチは4・8㍉)を設置。屋外広告「PS5『魔人力士、降臨。』at両国駅」を展開した。

 掲出場所は、相撲の聖地である両国国技館の最寄り駅である両国駅ホーム。魔人力士は2番線ホームに電車が乗り入れると、白線の内側へ下がることを促すように「のこった! のこった!」と張り手を繰り出したり、四股を踏んだりなど力士らしい動作で乗客にアピール(四股を踏む際は映像内の3番線ホームも振動した)。
 また、時には眠っている状態から近づく電車の音で目を覚まし、目の前を通過する車両を眺めた後、手招きしてジャンケンしたりと、ユーモラスな動きを見せた。

 さらに、平日(11月10〜14日)の午後5時35分過ぎ、3番線ホームに電車が乗り入れる瞬間に合わせた「レア演出」も用意。猫がディスプレイの端から駆け足で登場し、入線してくる電車に驚き逃げ出すと、上から魔人力士が飛び降り、迫ってくる電車に立ち向かい、押されながらも電車をギリギリで止める内容になっている。
 このほか、ホーム内に電車がない場合は、グローバルキャンペーンの世界観を表現した2種のグラフィックパネルが並ぶ3番線ホーム上に魔人力士が登場。周囲を見渡したり、2番線側をのぞき込んだりする映像が放映された。

 

※本記事は『総合報道』2025年11月25日号に掲載されたものです

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