事例コラム はじめての駅広告|種類と活用法をわかりやすく解説
駅広告
2025.06.18
駅広告は、駅構内やホームなどに掲出される交通広告のひとつで、日常的に多くの人の目に触れるため、高い訴求力が期待できる広告手法です。
「駅広告ってどんな種類があるの?」「自分のビジネスに合うのはどれ?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、はじめて駅広告を検討する方に向けて、駅広告の基本的なメリットから、代表的な種類やその特徴、効果的な活用方法までをわかりやすくご紹介します。広告選びのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

駅広告とは?
まずは駅広告の概要とメリットを見ていきましょう。
駅広告とは?
駅広告とは、駅構内やホーム、改札付近などに掲出される広告の総称です。代表的なものに、柱に設置するポスター型の「柱巻き広告」や、通路の壁面を使った「駅ばりポスター」、改札周辺の「サインボード(駅看板)」などがあります。
近年では、デジタルサイネージを活用した動画広告も増えており、より動きのある演出や時間帯によって表示を切り替えるような柔軟な展開も可能になっています。目的や予算に応じて、さまざまな種類から選べるのが駅広告の特長です。
駅広告のメリット
駅広告の最大の強みは、駅を利用する多くの人に自然にアプローチできる点です。特に首都圏の主要駅では、1日に何十万人もの人が行き交うため、非常に高い広告接触機会が期待できます。
また、通勤や通学で毎日同じルートを利用する人が多いため、1日に複数回見られる“反復効果”が生まれやすく、記憶に残りやすいのも特徴です。
さらに、駅広告は「この会社はしっかりしている」という安心感や信頼感を与えやすいという効果もあります。駅という公共性の高い場所で目にする広告だからこそ、ブランドイメージの向上にもつながります。

駅広告の種類と特徴、効果的な活用方法を解説
駅広告は、多くの種類があり、それぞれ特長が異なります。また具体的な活用方法も合わせて見ていきましょう。
駅看板広告(サインボード)
駅看板広告は、ホームやコンコースの壁、柱などに設置される定番の媒体です。サイズや掲出場所のバリエーションが豊富で、視認性の高いロケーションに掲出されることが多いのが特徴です。
【活用のポイント】
比較的長期間の掲出が可能なため、地域密着の店舗案内や施設の常設PRにおすすめです。特に改札付近や乗降導線上にある看板は、日々繰り返し目に触れることで認知効果が高まります。
駅ばりポスター
駅ばりポスターは、駅構内の壁や専用の掲出ボードに設置されるポスター広告です。1週間など短期集中で掲出されるケースが多く、複数枚を連続で掲出することで高いインパクトを発揮します。
【活用のポイント】
イベント告知や新商品のキャンペーンなど、タイミング重視のプロモーションに最適です。複数駅を同時に展開するセット商品もあるため、広域への一斉訴求も可能です。
駅デジタルサイネージ
デジタルサイネージ広告は、駅の壁や柱に設置されたディスプレイを使って動画や静止画を表示する広告です。映像による訴求ができるだけでなく、表示内容の切り替えも柔軟に対応可能です。
【活用のポイント】
動画による高い訴求力で、印象に残りやすい広告表現が可能です。時間帯に応じた内容の切り替えや、外部データと連携した情報発信(天気、ニュース、カウントダウン等)にも対応でき、話題性のある展開が可能です。
柱巻広告
柱巻き広告は、駅構内の丸柱にシートを巻いて設置する広告です。通行動線上にあるため目に留まりやすく、駅の雰囲気に溶け込みながら強い存在感を放ちます。
【活用のポイント】
複数の柱を連続してジャックすることで、空間全体を使った印象的な演出ができます。ブランドの世界観を伝えたいキャンペーンや、SNSでの話題化を狙う施策とも相性が良い広告手法です。
自動改札ステッカー
自動改札ステッカーは、改札機の上部や正面に貼られる広告です。通勤・通学時にほぼすべての利用者が通過する場所にあるため、接触率が非常に高いのが特長です。
【活用のポイント】
天面と正面の両方に連続して掲出することで、自然に視界へ入りやすくなります。短い時間での認知獲得に向いており、企業ロゴやサービス名の認知アップに効果的です。
大型ボード
大型ボード広告は、駅の壁面に設置されたパネル型の広告で、大きなサイズで強く訴求できるのが特徴です。遠くからでも目を引く存在感があり、駅構内の広い空間を活用したプロモーションに最適です。
【活用のポイント】
複数駅にまたがるボード展開を行うことで、高い認知拡大効果が期待できます。ビジュアル重視のキャンペーンやSNSとの連動施策との相性も良好です。
ホームドアシート広告
ホームドアシート広告は、駅ホームの安全柵(ホームドア)に掲出されるステッカー広告です。電車を待っている乗客の目線の高さにあり、自然と目に入りやすい媒体です。
【活用のポイント】
利用者が一定時間静止する場所に掲出されるため、接触時間が比較的長く、じっくり情報を伝えたい内容にも向いています。複数のメッセージや詳細情報を盛り込みたい場合に適しています。
【関連リンク】
電車広告や駅広告の種類を解説! 広告別の特徴から活用事例を紹介

まとめ
駅広告は、多くの種類があり、それぞれ活用によって高い訴求力を持つ優れたメディアです。また掲出期間や路線、駅によっても効果は変わってきますので、戦略や目的に合った選定を行うことをおすすめします。
もし「未経験でどの駅広告を選んでいいか検討もつかない」「効果的な活用方法をアドバイスしてほしい」といった場合には、ぜひメトロアドエージェンシーにおまかせください。
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