事例コラム スクウェア・エニックス『黄泉のツガイ』“いたずら広告”が話題化|作品世界を再現したOOH施策
駅広告
2026.05.25
㈱スクウェア・エニックス(スクエニ)は2023年9月11日から17日まで、新宿メトロスーパープレミアムセット×2面で、9月12日に発売された漫画『黄泉のツガイ』最新5巻の広告を掲出した。 このプロモーションは、広告が何者かによって〝いたずら〟されるというコンセプト。5巻発売のニュースとともに、『黄泉のツガイ』の作品性も訴求した。
デザインは、作中に登場する4体のツガイたちが、各々の持つ能力を生かし、広告にいたずらを仕掛けたもの。広告の一部がかみちぎられたり、押しつぶされたりと、ビジュアルが様々な姿に変容を遂げている。
いたずらしたのは、
①ガブリエル(上顎と下顎のツガイ。対象をかみちぎる、優れた咬合力〈こうごうりょく〉が特徴)
②亀(兎と亀のツガイ。重量で対象を押しつぶす力がある)
③ホワイト(黒白のツガイ。対象を修正液で消す能力を持つ)
④愛(掃除屋のツガイ。対象を食べることで消す能力を持つ)
の4キャラクター。
また、各ツガイにはペアとなるツガイが存在し、広告においても、「#ツガイのいたずら」のキーワードとともに、いたずらを企てた相方を見守るように各ビジュアルの中にキャラクターが潜んでいる。
幅広い人達に作品の魅力を伝え、購読につなげるため、作品の分かりやすい素材を活用。連貼りでツガイというキャラクターを複数見せられることや、面としての視認性などから媒体を選定した。

「広告をいたずらで変化させる際、実際にツガイがいたずらをしたかのようなテクスチャー感やサイズ感、演出の度合いを定める点に時間をかけて制作した」。(担当者)
企画は㈱ADKマーケティング・ソリューションズおよび㈱ADKクリエイティブ・ワン、デザインは㈱ジェイツ・コンプレックスが担当した。
『黄泉のツガイ』は「月刊少年ガンガン」で連載している荒川弘さんの作品。山奥の俗世から隔絶された村で育てられた少年ユルがある日突然「ツガイ」と呼ばれる怪物とそれを使役する「ツガイ使い」との戦いに巻き込まれるバトル漫画。
※本記事は『総合報道』2023年10月5日・15日合併号に掲載されたものです



